素材について
おんぶは冬場でも汗をかきますので、洗いやすくて丈夫な綿や吸湿性に優れたリネンなどが適しています。
手持ちが正絹の兵児<へこ>帯しかない場合、絹は丈夫で通気性も良いですし、絞りならではの美しい凹凸が無くなってしまうことが気にならなければ普通に洗濯できるので普段使いになさっても構いませんが、ご家族の大切な形見の品だとか、総絞りの超高級品のような貴重なもの、ご自分で夏場の浴衣に使うものをおんぶにお使いになることはお勧めしません。
おんぶに使う布いろいろ
画像は実際におんぶに使っているもので、左から楊柳の木綿の兵児帯、染めた晒<さらし>の腹帯、幅16cm・長さ4m程度のブロードを二枚縫い合わせた一本紐です。
楊柳の兵児帯はネットで見つけられますが、伸縮性が良いので、どちらかといえばおんぶよりも前抱っこに向いています。(だからと言って前抱っこ用に調達する必要はありません。)
さらしの腹帯は、妊娠中に使ったものを約4.5メートル(ふくよかな方は5mぐらいあっても結びやすい)ほどに切って布端を簡単に始末して染めたもの(水通しして柔らかくすれば、布端の始末をせずに白いままでももちろん構いません)で、ダイロンで手軽に染めるのも良いですし、インスタントコーヒーや古くなってしまった茶葉などで染めるのも楽しくて愛着がわきますよ。手持ちの腹帯がない、形式的なもので長さが足りない、という方は、呉服店や手芸店で売られている10m巻の晒なら、市販の腹帯とほとんど同じ価格で2本作れます。
ブロードを2枚縫い合わせた1本紐は、薄手用の接着芯を挟めばより丈夫になり、張りが出るので肩に食い込みにくくなります(なくても構いません)。
ご自分で生地を買って自作される場合は、強度的に不十分なガーゼや綿ローンのような薄手の生地だと思わぬ事故の元になりますので、織が細かくしっかりした丈夫な生地(30番手以上のブロード<ポプリン>やツイル、リネンなど)を選んでください。
楊柳の兵児帯はネットで見つけられますが、伸縮性が良いので、どちらかといえばおんぶよりも前抱っこに向いています。(だからと言って前抱っこ用に調達する必要はありません。)
さらしの腹帯は、妊娠中に使ったものを約4.5メートル(ふくよかな方は5mぐらいあっても結びやすい)ほどに切って布端を簡単に始末して染めたもの(水通しして柔らかくすれば、布端の始末をせずに白いままでももちろん構いません)で、ダイロンで手軽に染めるのも良いですし、インスタントコーヒーや古くなってしまった茶葉などで染めるのも楽しくて愛着がわきますよ。手持ちの腹帯がない、形式的なもので長さが足りない、という方は、呉服店や手芸店で売られている10m巻の晒なら、市販の腹帯とほとんど同じ価格で2本作れます。
ブロードを2枚縫い合わせた1本紐は、薄手用の接着芯を挟めばより丈夫になり、張りが出るので肩に食い込みにくくなります(なくても構いません)。
ご自分で生地を買って自作される場合は、強度的に不十分なガーゼや綿ローンのような薄手の生地だと思わぬ事故の元になりますので、織が細かくしっかりした丈夫な生地(30番手以上のブロード<ポプリン>やツイル、リネンなど)を選んでください。
講習にご参加される方で、腹帯がないので買います!という方が時折いらっしゃるのですが、ディディモスやラップ系のものをすでに持っているという方なら、少し厚手で長めではありますが、さらしとほぼ同じように使えますし、おうちに同じような幅の長い布をお持ちでしたら、それをご持参下さい。強度に問題があって危ない場合には、講師役がその旨お伝えします。
育児!と気合を入れて何でも新調するのも楽しいのですが、身の周りにあるものでストレスも少ない便利な方法があるなら、家計にも優しいしそれが一番ラクだよね~と集まったのがこの会ですので、堅苦しく考えず、気楽にご参加ください。