講習会でも実演させていただいている「ずっと使えるママコート」。
これは防災・防寒ファシリテーターのあんどうりすさんが考案された優れもの。
講習会で披露すると「すごい!」「これは便利!」といつも歓声が上がります。
当サイトでも「防寒について」のページで写真を掲載していますが、もう少し詳しく。
上の写真は使える防寒グッズでも紹介しているレインウェアを着た主人と、普段は80cm~90cmの洋服を着用している娘の写真です。(子供のほうの袖は背中でしばっておくと邪魔になりません)
つなげているのは、上の息子が着ている110cmのレインウェア。
普段着せているものよりも大きめのものをつなげると、足まですっぽりと隠れます。
娘が普段着ている90cmのレインウェアと息子が普段着ている110cmのレインウェアを重ねてみました。
サイズとしては20cm違いですが、丈はそこまで差がないように見えます。
あんどうりすさんは、当時0歳児だった息子さん用に100cmのレインウェアを買ってママコートにしていたそうです。
0歳児に使用するには自分のアウターと子供の大きめアウターをつなげるだけで十分だと思いますが、最初の写真のように、もうすぐ2歳の娘で使用すると上半身が寒いことになってしまいますので、本人にもアウターを着せつつ、足元をカバーする意味で連結すると良いと思います。
大きめアウターを買ったらどれくらい先に着られるようになるんだろう?と思われると思いますが、袖さえ折り返せば、丈の長いレインウェアとして使えます。
アウトドアブランドから出ているレインウェアは袖にテープが付いている事がほとんどですから、袖口をキュッと締めてしまえばずり下がってくる事なく着せられます。
20cmのサイズの違い、少しは分かりますでしょうか?
90cmのほうで履いている防寒用のスカート、実は110cmの写真でも履いています。
それがすっぽり隠れるくらいの着丈になっています。
また、ズボンもセットになっていることがほとんどですが、おんぶや抱っこの赤ちゃんにはレインウェアのズボンが防寒には秀逸!
抱っこをしていると子供の足がかなり冷たくなっていることが多かったのですが、レインウェアのズボンを履かせてからは体温が奪われず、また風も通さないので冷えも軽減されました。
抱っこの時はどうしても子供の足だけ出てしまうことが多いですからこれは活躍しました。
おんぶの時は抱っこと違って高い位置でしますので二人羽織をすれば足元まで包み込めますが、少し大きくなると足先が出てきてしまいますから、そういう時にも使えました。
もちろん、アウトドアブランドのものでなくても大丈夫です。
ちなみにこちらはユニクロと無印良品のものをつなげています。
あんどうりすさんもおすすめしているアウトドアブランドのレインウェア。
「母子包むレインコート」(読売新聞/YOMIURI ONLINEより)
小さめサイズから作っているものを集めてみました。(2010年4月現在)
100cm~
mont-bell クレッパーkid’s、レイントレッカーkid’s、バックラップレインコートkid’s(丈長タイプ)
L.L.Bean トレイル・モデル・レイン・ジャケット
AIGLE MTDレインコート(丈長タイプ)
110cm~
THE NORTH FACE ハイベントレインテックス、レインテックスプラズマ、レインコート(丈長タイプ)
母子一体での防寒、また雨の日のおんぶはこちら。
先日のおんぶ講習会ではお世話になりました。
おんぶは想像よりもずっと肩、腰が楽で大げさではなく感激しました。
さっそく実家よりタンスの肥やしになっている兵児帯を送ってもらいました。
あんどうりすさんのママコートや大きめのレインウエアで子供も一緒に包むなどの知恵もうなってしまいます。
ありがたいサイトの運営、ありがとうございます。
佐藤さん
先日はお疲れさまでした。
おんぶ、抱っこの楽チンさを体感していただけて嬉しいです。
そう、結構タンスの肥やしになっていたりするんですよね、兵児帯って。
必要な時期は限られているから、それ専用ではなく、色々と使いまわせる育児グッズはありがたいですよね。
これからも分かりやすく、誰か一人でも為になると言ってもらえるようなサイト作りをしていきたいと思っています。
こうしたほうがもっといいなー、こういうのってどうですか?などなど、ご意見ご感想がありましたらいつでもおっしゃってくださいね。
こちらこそ、ありがとうございました。